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祭畤大橋、6/16/2018
胆沢扇状地、5/26/2018
ナキウサギ、他、11/19/2017
下安家孵化場が復旧、10/17/2017
シマフクロウ家族、10/15/2017
ハエトリグモが捕食する、9/21/2017
カンタンが交尾する、9/2/2017
ウマオイが鳴く、8/27/2017
クロカナブンが飛ぶ、8/20/2017
クツワムシが鳴く、8/20/2017
キリギリスが鳴く、8/6/2017
マツムシが鳴く、8/5/2017
ヤブキリが鳴く、8/3/2017
エンマコオロギが鳴く、7/30/2017
サクラマスの滝登り、7/25/2017
クサフグの産卵受精、7/10/2017
カモメの受難、6/28/2017
シマフクロウ夫婦、6/25/2017
コアジサシが抱卵、6/3/2017
鳥の巣、5/29/2017
 
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主要な ビデオ動画
 H264/265プレーヤー ()

 低速ネット回線では 2Mbpsの
 標準規格ビデオさえ滑らかに
 上映できないかも

578. サクラマス滝登り、北海道
 2017/7/20, 1分41秒
575. シマフクロウ夫婦、北海道
 2017/6/19, 8分58秒
549. ツバメのねぐら
 2016/7/30, 2012/8/7
548. アオバズク夫婦子育て
 2016/7/20, 7/11, 5/22
529. ムササビが飛ぶ、山梨県
 2016/3/1-12, 1分14秒
516. アカショウビン、十二湖
 2015/6/18, 7分5秒
499. カテンソウ花粉、横浜市
 2015/4/9, 1分26秒
492. オオワシ、宮古漁港
 2015/2/25, 13分
478. タンチョウの舞い、親子
 2014/11/1, 7分14秒
472. アオバト
 2014/9/4, 3分33秒
413. ワシの渡り、宗谷岬
 2013/3/27-28, 9分11秒
 2016/3/20, 7分 5秒
347. 岩手県内のサケ孵化場
 2011/10/26-29, 22分30秒

340. 中秋の木戸川
 2011/10/3, 4分25秒
290-291. タゲリ、他
 2010/12/12, 3分19秒
271. イヌワシの滑空
 2010/10/2, 4分17秒
270. タカの渡り
 2010/9/18, 7分59秒
247. スイレンの成長と開花
 2010/6/18-20, 4分40秒
243. 相生山緑地のヒメボタル
 2010/5/28, 2分34秒
231. チョウゲンボウの活動
 2010/4/1-4, 5分
227. ヤツガシラの食餌
 2010/3/20, 3分55秒
219. トラフズク雨中に飛立つ
 2010/2/26, 4分49秒
154. 境川遊水池俣野風船ダム
 2009/7/27, 2分10秒
152. 黒部のトキ トキメキちゃん
 2009/7/14, 7分16秒
101. オオワシ回帰10周年
 2009/2/1, 5分23秒

胆沢扇状地の歴史岩手県 奥州市 2018 / 7 / 6
 胆沢扇状地が100万年かけて形成されたと最近知りました。 これを調べるうち、興味深いことに
気づきました。 岩手県では、"堰"が小さなダムではなく水路を意味するのです。 周りの人々と話して、
この単語に違和感を感じていました。 念のため、田野畑村と大槌町の友人に確認すると、この語は
水路や沢水を指すと判明。 盛岡にある県立図書館係員に電話して尋ねると、「それは水路です」 と。

 この調査で得た資料を基に胆沢扇状地の生成に関する 1分31秒長の H264/HEVCファイルを作成:
   下に絵が出るまで かなり時間がかかるかも。
   
出なければ、mp4プレーヤー導入してください。


↑標準規格30p: H264-722x406p30-2Mbps-25MB.MP4↑
 
 
 中規格30p: HEVC-1280x720p30-5Mbps-64MB.mp4 (H264/265プレーヤー: )**
    **左クリックで鑑賞不可なら、右クリックでダウンロード保存したファイルを鑑賞してください。


2018/8/27追加:
 上記ビデオの中で、本扇状地を形成したのは胆沢川だと断定している。 奥州市在住の阿部 恵彦氏によると、
  「胆沢川は太古の昔から ほぼ同じ場所に留まっている。 該扇状地は断層運動により形成された。」



 国立国会図書館のレファレンスデータベースは 前記用語を方言だと指摘しています。
この指摘に従い、1. 現代日本語方言大辞典の第6巻、2. 全国方言辞典の1975年版、
3. 分類方言辞典の1974年版、そして 4. 日本国語大辞典の第7巻すべてを調べました。
これらに共通して、東北地方と長野県で "堰"は水路を意味します。
 さらに、ネットで調べました。 秋田県の仙北市若松堰雄物川山城堰、また田沢疎水土地改良区では
小さなダムを。 一方、同県の玉川松倉堰秋田市仁井田堰では水路を指します。 このように秋田県の
多くの場所で小ダムを意味するようです。 宮城県仙南地域はダムを意味し、恐らく宮城県全体で
ダムを指すと私は感じます。 また、青森県()でも、山形県(、但しはダム)でも、
福島県()でも、ほとんど水路を指しています。 したがって、秋田県と宮城県を除き、東北4県で
"堰" = 水路です。
 また、長野県()と群馬県()も農業用水路です。 ただし、長野県岡谷市の友人はダムだと。
このように、青森、岩手、山形、福島、長野、そして群馬の6県では、"堰" = 水路でしょう。


 胆沢扇状地の開始地点である胆沢ダム近辺に、300年以上前に構築された穴山堰が保存されている。
これは2001年に胆沢平野土地改良区が発行した胆沢平野、水と土地の物語(ネットのココで簡潔に紹介)に
詳しい。 1km弱部分が保存されており、また穴堰(トンネル形状)の一部が公開されている。 この書によると、
記録文書で判明しているのは (1) ある文書によれば、(1220年代の人物である)照井三郎が穴山堰を
開墾した; そして (2) 1699年に"馬留穴堰"と表記され作られた図を1857年に模写したとされる図面が
"穴山用水堰として"残っている。 したがって、確実なことは17世紀末に穴山堰が存在していたことです。
このことを基に、「300年以上前に穴山堰が構築された」と私は説明しています。