サクラマスの跳躍滝登り、 北海道 清里町 2017 / 7 / 17, 18, 20
2017/7/17, 18, および20に、オホーツク海から斜里川を遡上するサクラマスが上流の
3.7m落差滝を登り切るのを観察しました。 最初の2日間、気温が15℃と低く、私が観察した
午後2時間中で登り切ったマスはいませんでした。 他の人の話を総合して、どのマスも滝越えに
成功しなかったと思います。 寒すぎました。 7/20には朝から気温が23℃に保たれて、マスが
活発に跳躍していました。 それでも見事に滝を登り切ったマスの数はほんの僅かで、私の観察で
4匹だけでした。 これらを連続撮影ビデオ編集データから抜き出して示すと:
私の肉眼見落としや、ビデオ判定の誤り(調べたのは非常に狭い領域のみ)を考慮しても、一日に
10匹足らずのマスが上流に行って放卵と放精するにすぎません。 かなり下流を観察しても
マスは全く見当たりませんでした。
マス跳躍の撮影に用いたフレーム速度は 180fps (GH5) と 240fps (FS7) でした。 前者は
カメラ内部記録を* 150Mbpsの速度で行い、後者は外部raw記録を2300Mbps実行。 この
速度差は大きく、細かな水脈動映像圧縮能力も影響して、前者は後者より画質は少し劣ります。
アメマスも混じっているとのことでしたが、区別が付きませんでした。 私の観察によると、
落下水の表面に沿って緩やか角度で上部川底の限定区域間近に入水すれば、力強いマスは
登り切る確率が高い。 ほとんどのマスは この限定区域を僅かに/大きく離れたり、そこに
着水しても力不足だったりして、失敗に終わっていました。
*30p at 180fps記録は外部HDMI装置で記録できない。 これは a7Sの 30p at 120fpsでも同じ。
私のFS7は連続1時間しか記録できません。 GH5は連続2時間以上録画できるため、7/20の撮影で GH5を利用。
FS7を使用したのは7/17のみ。 その数秒間を下記ビデオに挿入してあります。
この撮影で得た 1920x1080/30p at 180fps.MP4, 3640x2160/60p.MP4,
2048/1080/30p at 240fps.rawMXF, それに3640x2160/60p.avchdAVI のファイルを
編集して 1分41秒長の
H264/ HEVCファイルを作成:
下に絵が出るまで かなり時間がかかるかも。
↑標準規格30p: H264-722x406p30-2Mbps-28MB.MP4↑
中規格30p: HEVC-1280x720p30-5Mbps-66MB.mp4 (要 DivX 又は 万能プレーヤー)**
**左クリックで鑑賞不可なら、右クリックでダウンロード保存したファイルを鑑賞してください。