岩手県内のサケ孵化場と簗場 2011/11/11
2011/10/26-29の間、岩手県内の簗場を15箇所訪れました。 2011/3/11の大津波で、
川尻川を除き、すべての簗場が破壊されました。 サケの簗場漁がどの程度復旧したのかを
調べるために訪問しました。 日本水産学会が開いた「震災復興に向けた臨時勉強会」で
配布した2011/3/27調査によると、岩手県内で海中飼育を除いた河川孵化場の数は25です。
本調査は その6割を網羅したことになります。 かなりの程度に復旧し、サケを捕獲し採卵受精に
至っていると思われた孵化場は5箇所でした:
久慈川、普代川、小本川、織笠川、盛川。
その他、訪問撮影した川は:
川尻、和座、有家、安家、松前、津軽石、関口、大槌、片岸、綾里、気仙。
山田町にある織笠川漁協では追い込み漁を織笠川で、箱網漁を関口川で行っていました。
前者は人海捕獲、後者は半自動捕獲です。 孵化場長の許可を得て、捕獲-採卵-受精-孵化の
過程すべてをビデオ撮影させていただきました。 最初の100尾の採卵で岩手県職員がウロコを
採取/体重測定した後に撮影を開始。 サケ漁の最盛期は12月とのことでした。 その頃には、
イクラの一般販売が可能になるそうです。 この場長の話によると、岩手全県で
昨年度4億匹を
放流し、本年度でも3億匹ぐらいは行けるとのことでしたが、心配です。
撮影で得た1080p60.avchd, 1080p30.sonymxf, 720p60.avcintra, 720p24.mjpgを
編集し、22分30秒の H264/HEVCファイルを作成:
中解像度30p: HEVC-1280x720p30-2Mbps-358MB.mkv (要 DivX 又は 万能プレーヤー)**
**左クリックで鑑賞不可なら、右クリックでダウンロード保存したファイルを鑑賞してください。
標準解像度30p: H264-720x406p30-2Mbps-346MB.mp4 (註 巨大ファイル):