岩手県訪問、大船渡市、大槌町、宮古市 2012/12/10-13
2012/12/10-13の間、岩手県を訪問しました。 9日の夜遅く出発し、翌10日に陸前高田市に到着。
いつもの店に立ち寄り、リンゴジュース用一升瓶12本を返却しました。 小友地区の高台に生き残った田地を
借りて栽培精米したという米10kg、リンゴジュース、それにリンゴ2箱を13日受け取り予約しました。 今回は
市内の撮影を省略しました。 小友地区は太平洋の外海と広田湾の内海から津波の二重被害を2011/3/11に
受けました。 ここはほぼ全て田地でしたが、水路を完膚なきまで破壊されたため、復旧に手間取っています。
この後、大槌町のいつもの工場を訪問。 大槌川には簗場が構築されていました。 2012/10の訪問時には
まだ存在していませんでしたが。 大槌湾内の 「ひょっこりひょうたん島」 に新しい灯台が3日後に復活点灯した
ようです。 その後、大船渡市の魚市場に引き返し、翌日にオオワシを撮影するための場所を選びました。
さらに、綾里川でサケを観察しました。 この地区の漁協は2011/3/11の震災後、サケ漁が復活できずにいます。
岩手県で他に見られない不幸な状況でした。
翌日撮影後、宮古市にある いつもの仮設店舗を訪問。
鍬ヶ崎地区の復興計画が煮詰まりつつあるとのこと
でした。 住居密集を避け、また太い道路を通すため、この地区に建てることのできる家屋数が希望者の数を
下回るとのこと。 別途用意される高台へ引っ越す場合もあるとのことでした。
近くにある菱屋酒造店による
千両男山の醸造出荷がまだ始まっていなかったため、春に出荷した復興2号を3本購入しました。 オオワシを
見るために、当日午後、それに翌日の夜明け前から午後3時まで松林を観察し続けました。 残念ながら姿を
現わしませんでした。 近くの家の人によると、今年も来て、いつもの松の木に留まっているのを見たとのこと。
この後、再び大槌町を訪問し、新巻鮭とイクラを購入。 今年もまたイクラ丼を食べ続けることになりそうです。
大工の奥さんに聞いた話: 大工は忙しくないです; 復興住宅の建設は全て大手が持って行くと思います。
追記 2012/12/25: 陸前高田市の人に訊ねると、
市の計画はほぼ決まり、元の市街地に住宅は作らない。
ここでは、金のある人でも地元の気仙大工の手当がなかなか付かない。
つまり、陸前高田市では大工さんは引く手あまたということですね。
撮影で得た 1080p60.avchdを編集して
2分7秒長の
H264/HEVCファイルを作成:
高規格60p: HEVC-1920x1080p60-3Mbps-50MB.mkv (要 DivX 又は 万能プレーヤー)**
中規格60p: HEVC-1280x720p60-2Mbps-34MB.mkv (要 DivX 又は 万能プレーヤー)**
**左クリックで鑑賞不可なら、右クリックでダウンロード保存したファイルを鑑賞してください。
標準規格30p: H264-720x406p30-2Mbps-32MB.mp4: