張州雑志、第２巻 （愛知県郷土資料刊行会, 1975/7/28発行の復刻本）中の
巻頭口絵、鯨捕之図 サバキ　　　　　　　　原書の本部分の前は こうなっています。

　口絵以外の絵図は復刻本では白黒コピーになっている。原書では色付きだったようだ。
著者は尾張藩士 内藤東甫 (1788年没) 。彼の死後、赤林信定が「張州雑志」として百巻にまとめた。
完成品は直ぐに藩主の書庫に格納され、明治になるまで世に出なかったという。
愛知県郷土資料刊行会の復刻本は１２巻からなり、上記全百巻を含む。
　「許可なく転写、転載を禁ず」とあるので、上記縮小写真にとどめる。
　しかし、雑多とはいえ、よくぞ書きやんした。ただし、大部分は地理、建物、人脈等を
漢文で脈々と書いてあり、それに関心がなければ面白くない。
　本書に関する日経サイエンス記事を購入した後、この書を古本屋から購入した。