Sony HDR-FX1 体験セミナー 於有楽町ソニービル 9/22/2004
http://www.kakaku.com/bbs/Main.asp?PrdKey=20203010189

1.
元NHKカメラマン の浜谷修三氏によると、接続はi-link ケーブルです。
特殊D端子 → コンポーネントケーブルではなかったと思います。
プラズマディスプレーは最新のもので、解像度が 1,366×768 です。
つまり、ディスプレー側で 1440x1080i を 「圧縮」 していました。

Vaio Rパソコンの Premiere Pro 1.5 には 「社内」 β版のプラグインを利用。
CPUは HT の 3.6GHZでした。
元の映像ファイルのままでは リアルタイム・プレビューが全くできません。
そのため、元ファイルを、実時間以上かけて、SD仕様のファイルに落としていました。
その 「プロキシ」 ファイルを利用してソフトウェア・リアルタイム編集をしていました。
プロキシ・ファイルには、「画質優先」 と 「速度優先」 の2種が選べるようになってました。
レンダリング時に、そのプロキシ・ファイルを元に HDファイルを生成するとのこと。

ソニー担当員の話では、大衆用 1080i 仕様デッキを作る予定はないそうです。
対応ブルーレイ・ドライブが いずれ出るだろうとのこと。
現行のブルーレイ・ドライブも、D-VHSも FX1から i-link転送不可だったとのこと。

2.
推測の域を出ませんが、結論は 「FX1からも、VX2100からも」
20型ノーマルテレビでは同様に綺麗に映ると思います。

推測理由は 次のようです。
1. 走査線の数、液晶画面の要素点描写法等、細かなことは抜きにします。
FX1は 水平方向に1440点、垂直方向に1080点の映像要素があります。
VX2100は 水平に720点、垂直に480点の映像要素があります。
各要素点でその微小部分の色を出していると考えればよい。

2. 20型ノーマルテレビは 水平に640点、垂直に480点とほぼ同等です。
だから、FX1から このテレビへは 「点を間引く」 方法で描写します。
その方法がどんなものか知りませんが、元の画像より良くはなりませんね。
しかし、その 「圧縮」 劣化は微々たるものと期待しましょう。

3. 一方、VX2100から このテレビへは 「点を間引かず」 に描写します。
だから、元の画像がそのまま描写されます。

4. 上の2点から、20型ノーマルテレビには両者ほぼ等しい綺麗な画面が映りそうです。

次に
5. 水平に1280点、垂直に720点あるハイビジョン・テレビを考えます (1280/720=16/9)。
FX1からは 「間引く」 ことにより元とほぼ等価な綺麗な画面が出るでしょう。
一方、VX2100からは 不足している要素点を 「追加する」 必要がありますね。
どのように 「追加」 するのか分かりませんが、元の映像より 「劣る」 ことは確かでしょう。
簡単に言えば、ボケた映像になります。
これは 22日の体験セミナーで 浜谷修三氏が撮った両者映像比較で判明した事実です。
セミナー用ディスプレーの解像度は 1366×768 でしたが、2行目の推測はほぼ正しいでしょう。

6. 水平に1920点、垂直に1080点あるハイビジョン・テレビを考えます。
両者共に、 不足している要素点を 「追加する」 必要があります。
だから、共に ボケるでしょう。 その度合いは FX1の方が小さいと思われます。

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