25.サウンド・キャプチャー 2002/1/16
http://www2.airnet.ne.jp/yasutaka/board/bbs.cgi?select=2&logvew=2

アナログ音声は最終的にスピーカーから聞こえますね。
その一歩手前は世界共通の電気信号ですね。
ちょうど楽譜の音符のようなものです。

ビデオ映像も最終的にディスプレーで見ますね。
その一歩手前は世界共通の電気信号ですね。

これらのアナログ電気信号(電流の強弱)を発生する
パソコンの中では 世界共通のデジタル信号を使用します。

それをディスク(CD-ROM, DVD-ROM, HDD)に
保存する場合には、異なる形式が存在します。
たとえば、WAV, MP3, AIFF, MID; AVI, MPG, QT・・・。
文章の保存形式(TXT, DOC等)が異なるのと同じです。

一般に、前記の世界共通デジタル信号を利用して録画や
録音をパソコン内で行います。

音声の場合、音源がPC内臓の CD-ROM からであろうと、
サウンド・ボードの Line Inや Mic Inからであろうと、
外部スピーカーを鳴らしている間、PC内に世界共通の
デジタル信号が流れています。

この信号を先程の種々の形式で保存することを
Soundキャプチャーといいます。

有料のキャプチャー・ソフトウェアもありますが、
無料のソフトウェアと全く同じ品質で保存します。
これは、デジタル信号は世界共通だからです。

無料ソフトウェアの代表は
(1)MusicMatch Jukebox(英語):
   http://www.musicmatch.com/home/

(2)Real Jukebox Basic(日本語):
   http://www.jp.real.com/

ダウンロードして導入してください。
ただし、共に PC内デジタル信号を音源別に選択する
ようになっています:
 システム・ミキサー (MIDI等で出力する場合)
 ラインイン (サウンドボードの Line In)
 マイク (サウンドボードの Mic In)
 CDオーディオ (CD Audio)

これらを探し出し選択して録音します。
保存形式も選択できるようになっています。

前記のシステム・ミキサーは スピーカー出力する場合を
全て含むのが広義です。これらの無料ソフトウェアでは、
CDや MIDI等、PC内部に音源がある場合を
狭義のシステム・ミキサーと定義しているようです。

特殊な保存方法もあります。
音源がデジタルの場合は わざわざスピーカーを鳴らす
必要はありませんね。先程のCDオーディオがそうです。
CDから音を出力する代わりに、保存形式を MP3やWAVに
変換すればいいですね。前記の無料ソフトウェアは
CDオーディオを選択すると、変換録音するはずです。