2. Plug&Play (PnP)の ISAカードを NT4.0で利用する際の注意事項 08/15/98

9月1日号 DOS/Vマガジンの 311ページに Columnがあります。そこで
サウンド・ブラスターの PnP ISA cardの導入問題が指摘されています。
この Columnの筆者は 一般的な解決策を示していません。(1998年)


     汎用的な解決方法は
NT4のCD-ROM:\Drvlibj\Pnpisa\X86\Pnpisa.sysを導入することです。
これは 同所:\Pnpisa.infを 右クリックすることによって可能です。


この手法で Windows95と ほぼ同等の PnPが利用できます。Supraの 
288iPnP Fax/Modem, AOpen FM56-RSは これ以外の導入方法が 
ありませんでした。

ところが落とし穴が待ち受けていました。上記 Columnの筆者はその
悲劇を味わったのだと思います。

前述の Pnpisa.sysを知らなくても、Service Pack3を導入すると自動的に 
Pnpisa.sysが入ります。これで うまく行く場合もあります。 例えば Svecの 
PnP ISA Ethernet cardです。Supra 288iPnP modem, AOpen FM56-RSは
だめでした。

SP3を導入すると Pnpisa.sysも入ります。Control Panel/Service/
PnPの存在を見て安心していました。最初は導入できた Supraが入らず、
故障かと考えて購入した FM56-RSも動作不可能でした。しかし、もう
一度さきほどの「汎用的な解決方法」を実行すれば、解決しました。

問題は Pnpisa.sysの 作成日にあったのです。元の NT4 CD-ROMから
導入される Pnpisa.sys(10/29/96 00:00付け)は、SP3の導入により
別物になります。例えば、1998年 2月号の付録 CDROM:\Taiken\Ie40
\Ja\Nt4sp3\I386にある Pnpisa.sysは 09/23/97 09:08付となります。

上に示した Pnpisa.infの右クリック導入方法は、1997年2月頃に
Microsoft NT4.0 Workstation 支援係から教わったことです。しかも、
3週間のたらい回し後にです。4人目ぐらいの係の所で、「似た問題が
おじさんパソコンでもあった。試して下さい」とのことでした。

私の知る限り、Microsoftは この問題に関し 何もコメントしていない
と思います。Windows 95 OSRも そうだったですね。Microsoftさん、
時代の流れに逆らわず、公開主義に転じて下さい。