3. NT4.0と Windows98 (又は95 又は3.1)とを共存させる  08/02/98

NT4.0と Windows98 (又は95 又は3.1)とを共存させるのは簡単です。 
他にアプリケーションは不要です。BIOSでIDEのHDDを殺す必要も 
ありません。 

1.全てのHDDをまっさらにして下さい。 

2.FDISK付きのFloppyDiskからDOSを立ち上げ、4個以上の 
  パーティションを切って下さい。HDDが2台以上あっても同じです。 

3.必須ではありませんが、Cドライブに DOSを導入しておいて下さい。 
    できればバックアップ作業用に PowerQuestのDriveImageも導入。 
    このプログラムは Floppy Diskから立ち上げてもよい。 

4.先ず、(DOS及び/又は) 98を導入して下さい。NTを先に導入しては 
  いけません。 
[筆者注; 現在は、どちらを先に導入してもよい 11/23/1999]
    FAT32フォーマットのドライブに導入することを推奨。 
    C以外の別ドライブ(Eドライブ)に導入することを強く推奨します。 
    このときCドライブの容量は 256MB未満 または512MB未満を 
    推奨します。Cドライブの主用途はOS起動用ファイルの設置です。 

5.次にNTを導入します。その際、導入パーティションを自由に選べます。 
    NTFSフォーマットのドライブに導入することを推奨。 
    C以外の別ドライブ(Fドライブ)に導入することを強く推奨します。 

6.Dドライブを文書保存用に FAT16で作成します。 
    NTと98/95に共通の Formatは FAT16です。1024MB未満を 
    推奨します。 

7.できれば、2GB以上の 空パーティション(G,H ...)を 作成する。 
    その用途は OSおよび関連Program Filesの バックアップです。 
    NTバックアップ用のドライブには 2番目のNTも最小容量で導入。 

8.上記5が完了した時点で、Cドライブに Boot.iniが作成されます。 
    このファイルには 上記4、5、7で導入したOSが記述されます。 
    1つをクリックして立ち上げることができます。 

9.上記推奨通りに 作業すると 
    C: DOS + Boot.ini + DriveImage (FAT16) 
    D: Documents (FAT16) 
    E: Windows98 (FAT32) 
    F: Primary Windows NT4.0 (NTFS) 
    G: Backup Windows98 (FAT32) 
    H: Secondary winnt/Backup Primary NT (NTFS) 

10.直ちに OSおよび関連プログラムのバックアップに移ります。 
    Secondary NTを起動して、Primary NTを全てH:にコピー。 
    Floppy Disk または Cドライブから DriveImageを立ち上げて 
    Windows98のバックアップをG:にとる。 
    Primary NTのバックアップを DriveImageから行ってもよい。 
    しかし上記のやり方を強く推奨。 
    立ち上がっているOSを自ら コピーすることはできません。 

11.Windows 98ゃや Primary NTがこけた場合、10.で作成した 
   ファイルを元に戻して下さい。 
     その際、こけたPartitionを完全に Formatし直して下さい。 
     FAT32の Formatは起動用FloppyDiskから おこなう。 
     NTFSは 2ndary NTから行う。これが10.の補足説明。 

12.上記11.はときどき行って下さい。 
     へたな Defragmentation Toolより優れものです。 
     完璧な断片解消法です。 

13.上記12.は 新しいプログラムを入れたら 直ちに行うとよい。 

14.NTと98は異なるHDDに導入することを 推奨します。 

15.IDEのHDDを 残して Cドライブとして 利用することを 
   勧めます。 

以上 役に立てば 幸いです。